コーキングの劣化に注意!外壁塗装のタイミングで打ち替えがオススメ!





外壁塗装とコーキングは密接に関係しています。

外壁塗装において重要な防水材料であり、建物を水や風から守る役割を果たします。

コーキングは時間とともに劣化してしまい、ひび割れや肉瘦せなどが起こります。

コーキングの劣化を放置すると雨漏りに繋がるので、打ち替えや増し打ちが必要になります。

一般的には打ち替えをが基本で、外壁塗装・屋根塗装と一緒に施工するのがおすすめです。

こちらのページでは、コーキングの意味や役割打ち替えの目安と費用情報をご紹介します。

ぜひ参考にされてみてください。


外壁塗装におけるコーキングとは

外壁のコーキングは、建物の外壁や窓枠などに施され、雨水や風雨によるダメージを防止する役割を持っています。

コーキングは紫外線や雨風にさらされ続け、経年劣化が進むと外壁に水が浸入し、雨漏りやカビ・腐食の原因になってしまいます。

そのため、コーキングの打ち替えは定期的に行う必要があります。

一般的には、10年程度で打ち替えすることが推奨されています。

コーキングの役割



コーキングは、外壁と外壁の間に充填されている材料で、シーリングとも呼ばれます。

コーキングには雨水や汚れの侵入を防いだり、壁材のひび割れを補修したりする役割があります。

具体的に、以下のとおりです。

 ●雨水や汚れの侵入を防ぐ
 ●壁材同士の緩衝材としての役割
 ●ひび割れなどの外壁補修


コーキングには可塑剤と呼ばれる弾力性を持たせる成分が含まれており、お家への水の浸入を防ぐ、地震などによる揺れの負担を緩和するなど重要な役目をしています。

外壁塗装における、コーキングとシーリングの違い



コーキングを調べられると、シーリングという言葉も目に入ってくるでしょう。

コーキングは、建物の隙間や接合部に使われ、外部からの雨水や風を防ぐために施工されます。

一方、シーリングは、窓やドアの周りなど、建物内部と外部を仕切る場所に施工されます。

どちらも目地や隙間を埋めるために使い、建物に充填することで防水機能を持たせることができます。

シーリング材は全体的に硬化しますが、コーキング材は内部が乾かず硬化しません。

外壁塗装の現場ではどちらも同じ意味で使われることが多く、雨漏り防止のために、外壁の隙間を埋める作業で使われます。

コーキングが劣化した場合の対処法

劣化するとどうなるの?



コーキングも経年劣化により硬化したり、ひび割れたりすることがあります。

劣化すると外壁に雨水が浸入する原因となり、カビや腐食に繋がります。

また、劣化を放置していると外観の悪化にもつながります。

外壁塗装の効果も半減してしまうため、定期的な補修を行うことが大切です。

外壁セルフチェック

この様な状態になっていたら、補修のタイミングかもしれません。

セルフチェックいただき、外壁の状況を塗装会社にご相談くださいませ。

 ●ひび割れ...縦筋やひび割れが入っている
 ●剥離...接着力が無くなり、剥がれてしまっている状態
 ●肉やせ...コーキング材が硬化することで痩せて薄くなっている


耐用年数



コーキングの耐用年数は、使用する材料の種類や設置場所によって異なります。

一般的に、ウレタンコーキングは約10年シリコンコーキングは約15年ポリウレタンコーキングは約20年程度の耐用年数と言われています。

ただし、これはあくまでも目安であり、実際の耐用年数は設置環境や使用状況によって異なります。

打ち替え?増し打ち?おすすめの工法



補修には、打ち替えと増し打ちという2つの方法があります。

打ち替え

既存のコーキングをすべて除去し、新しいコーキングを充填する方法です。

打ち替えのメリットとしては、外壁の防水性が向上し、建物の耐久性が向上することが挙げられます。

一方、デメリットとしては、打ち替え作業に時間と費用がかかることがあります。

外壁塗装と同時に施工することで、コストを削減することができます。

打ち替え時期を見極め、適切なタイミングで施工することが、建物の長寿命化につながる重要なポイントです。

増し打ち

今のコーキングの上から新しいコーキングを塗り重ねる方法です。

増し打ちは既存物の撤去が無いため、打ち替えよりも費用を安く抑えられます。

増し打ちで処理する場合は、既存のコーキングの厚みや劣化程度を見極める必要があります。



打ち替えと増し打ちのどちらを行うかは、劣化状況によって異なります。

コーキングがひび割れている、剥がれている、変色しているなどの劣化が見られる場合は、打ち替えを行う必要があります。

築20年以上経過している場合は、打ち替えが一般的で、増し打ちでの補修が適しているのは、窓サッシまわりや、ALC外壁となります。

コーキングにひび割れや剥がれが見られなくても、築10年以上経過している場合は打ち替えをするものとして、外壁塗装業者にご相談いただくと良いでしょう。

費用情報 外壁塗装と同時施工がお得



コーキングが劣化した場合は、早めに補修を行いましょう。

コーキング材の種類や補修箇所の大きさによって異なりますが、補修費用は一般的に1,000円〜1,500円/m程度です。

ホームセンターで資材を揃え、DIYで行うことも可能ではあります。

しかし、2階の外壁は高所作業となり転落の危険があり、コーキング材の補填が不十分だと雨漏りにも繋がります。

外壁塗装や屋根塗装と同じタイミングでコーキングの打ち替えをご依頼いただくと、お値引きになる場合もあります。

ぜひ塗装専門業者にご相談くださいませ。


打ち替えの手順

コーキングの打ち換えは、外壁塗装と同時に施工する場合はどの段階でも行うことができますが、一般的には下塗りの後に行われます。

具体的には、このような手順で施工します。

※ご自宅の外壁状況や天候、施工現場状況により工期や使用するコーキング材が変わることがあります。

1.劣化状況を確認する

まず、外壁の劣化状況を確認します。

コーキングがひび割れている、剥がれている、変色しているなどの劣化が見られる場合は、打ち替えが必要です。



2.既存のコーキングを除去する

既存のコーキング除去は、カッターなどを使用しつまみ出します。

取り出した後は刷毛を使って埃や細かな汚れを落とします



3.養生と下地

コーキング材がはみ出さない様に、養生します。

密着性を高めるために下地材(プライマー)を塗布します。

その後ボンドブレーカーなどの処理を行います。



4.新しいコーキングを充填する

新しいコーキング材を隙間を完全に埋めるように充填します。

コーキング材には、シリコン・ウレタン・アクリル・ポリイソブチレン・変性シリコンなど種類が豊富です。

施工する部位や特徴によって使い分けますが、外壁では耐久性・耐候性に優れており、幅広い用途に使用できるシリコンコーキング材を主に使用します。



5.表面を整える

一通り充填が終わったら、ヘラを使用して表面を整えます

充填部位を一往復以上して、少し圧をかけて押さえ込みます。



6.乾燥を待つ

表面を整えたら、養生を剥がしてコーキングの乾燥を待ちます。

乾燥時間はコーキングの種類によって異なりますが、大体1日~2日程度で完了となります。




外壁のコーキングの役割や劣化状況のセルフチェック打ち替えでの補修について詳しくご紹介しました。

いかがでしたでしょうか。

外壁塗装と同時にコーキング補修を行うことで、外壁の劣化を防ぎ、美観を保つことができます。

ひび割れや剥離、肉痩せが見られる、劣化状況に不安やお悩みがある方は、ぜひ一度石田工務店にご相談くださいませ。


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