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屋根塗装に必要な縁切り(タスペーサー)とは?




お住まいの屋根は、どんな屋根材が使われているかご存じでしょうか。

もしスレート瓦の屋根ならば、屋根塗装の作業時に縁切りと呼ばれる工程が必要になります。

この縁切りの工程は、屋根塗装の中でタスペーサーという道具を使用して、屋根の寿命を左右する大事な作業を行います。

縁切りという文字の並びで「屋根塗装にどう関係しているの?」と思われる方も多いかもしれませんが、このステップを省くと耐久性の低下を招いたり、屋根の通気性が損なわれてしまいます

こちらのページでは、縁切りとは何か、よく使われるタスペーサーについてのご説明、縁切りをしなかった時に起こるトラブルなどをご紹介します。

屋根塗装を検討されている方は、ぜひ参考にされてみてください。

目次

  • 1.縁切りは屋根塗装に重要な作業!
  • 2.縁切りをしてない屋根
  •  ・トラブルその① 屋根の下地材が劣化
  •  ・トラブルその② 屋根の通気性が失われる
  • 3.縁切りの施工方法
  •  ・縁切りはいつ施工される?
  •  ・縁切りはタスペーサーを使用します
  •  ・タスペーサーが絶対使えるわけではない
  • 4.縁切りの費用目安
  •  ・タスペーサーを使用した縁切りの費用相場

縁切りは屋根塗装に重要な作業!

まず縁切りがどういったものかをご説明します。

ひとことで言うと、縁切りは瓦の重なりに入った塗膜を切る作業です。

スレート瓦の屋根材を塗装する際に、ローラーなどを使用します。塗装を進めていくと、スレート瓦が重なる間に塗料が入り込んでしまいます。



塗料が入り込む状態自体は問題無いのですが、乾燥し硬化した後も塗膜がある状態は、屋根材にとって良くありません

スレート瓦は、雨が降った時に瓦が重なった隙間から雨水を外に流す仕組みになっています。

この瓦の重なりが塗膜で塞がっていると、雨水の行き場が無くなり、屋根材の内部に水が入り、雨漏りに繋がってしまいます

雨漏りや屋根材の劣化を防ぐために、縁切りを行い、塗料が乾燥した後に瓦の隙間にできる塗膜を切る形で水の通り道を作っていく必要があります。

新築時のスレート瓦は塗装の必要がないので、縁切りはあまり登場しません。

ですので、10年、20年経過して屋根材の色褪せや劣化が見られた際の屋根塗装時に、初めて縁切りと言う工程を知る方が多いです。

表立って症状が見えにくい雨漏りを発生させないためにも、この縁切りという工程を丁寧に施工していかなければなりません。


縁切りをしてない屋根

屋根塗装時に縁切りをしない、不適切な縁切りが施されていると、屋根内部に雨水が溜まっていってしまいます

この状態は、どのようなトラブルを引き起こすでしょうか。

トラブルその① 屋根の下地材が劣化

屋根材に侵入した雨水は、屋根材の下地を腐食させてしまいます。

通常は屋根の下地には防水シート(ルーフィング)が敷き詰めてあり、少しの水であれば腐食や室内への雨漏りはしません。

しかし、縁切りがされていないことで雨水が屋根材に侵入し続けると、防水シートの防水性が低下するので、お住まいの内部に雨漏りが発生するのも時間の問題となります。



トラブルその② 屋根の通気性が失われる

縁切りは屋根材の通気性を確保する役割もあるので、瓦の重なりを塗膜で塞いでしまうと湿気がこもってしまいます

雨水の侵入に加えて湿気が溜まることで、屋根材の劣化を早めるとも考えられます。



せっかく屋根塗装を行い、耐候性のある塗料を選んでも、縁切りがされてないことで屋根材の劣化や雨漏りを引き起こしては、元も子もありません。

この作業工程の意味や必要性を理解して、丁寧に塗装を施してくれる屋根塗装業者を選ぶようにしましょう。


縁切りの施工方法

縁切りはいつ施工される?

先ほど申しました通り、縁切りはスレート瓦に屋根塗装を行い、塗料が乾き固まった塗膜を切る作業です。

固まり厚みの出た塗料に丁寧に切れ目を入れる作業は、一般的な30坪ほどのお住まいでは、屋根塗装職人が丸一日ふたりがかりで作業するほど手間と時間がかかります。

工期が長いとその分人件費がかかり、全体の費用に影響してきます。

縁切りはタスペーサーを使用します

作業時間がかかる、塗装後に縁切りを行う工程を改善するために開発されたのが、株式会社セイムのタスペーサー工法です。

昨今の屋根塗装会社で行う縁切りはほとんどの場合、このタスペーサーと呼ばれる縁切り専用部材を使用しています。

従来の縁切りで行っていた塗膜を切る作業は、カッターナイフ等で職人がスレート瓦を一つ一つ隙間を処理していくものでしたが、タスペーサーを使用することで塗装の途中から縁切りを仕込むことができるのです。



タスペーサーを使う際は外壁塗装の工程の中で、主に下塗り後に、屋根材に設置していきます。

前述しました一般的な30坪ほどのお住まいでタスペーサーを使用した縁切りを行うと、施工時間は約2~3時間に削減できます。

スレート瓦とスレート瓦の重なっている部位にタスペーサーを挿入することで、適切な隙間が空き通気性が確保されます。

タスペーサーを入れた状態で塗装しても、塗料に馴染む部材なので後から撤去する必要がありません

塗装後に長時間の作業を行わないことで、工期の短縮塗装後に足跡が付いてしまう恐れや破損の心配がありません




タスペーサーが絶対使えるわけではない



すべての屋根で、タスペーサーで縁切りが出来るというわけではありません。

使用できない屋根の例として、3寸勾配未満の傾斜が緩やかな屋根では、タスペーサーが屋根材を傷つける恐れがあるため使用が推奨されていません。

また、スレート瓦同士の隙間が現状4mm以上空いてしまっている屋根も、隙間が広すぎることでタスペーサーの設置が安定しないため使用できません。

無理にタスペーサーを設置して塗装しても、適切な隙間を確保できず、結局カッターナイフなどでの手作業の縁切りを行うことになってしまうこともあるでしょう。

屋根塗装の縁切りでタスペーサーが使用できるかどうかは、ご自身での判断が難しい場合も多いので、気になった際はぜひ潮来大工 石田工務店にご相談ください。

縁切りの費用目安



縁切りは屋根塗装の重要な工程ですが、工程自体はどの程度の金額がかかるのでしょうか。

屋根塗装の見積もり金額の内訳に、タスペーサーの項目があるケースが多いので、見積もりを取った際はその金額を確認するようにしましょう。

ここでは、一般的な費用相場をご紹介します。

タスペーサーを使用した縁切りの費用相場

タスペーサーは屋根面積1㎡あたり10個程度使用します。

ですので、一般的なお住まいとして30坪の戸建てでは、約1,000個のタスペーサーを使用します。金額としては30,000円~60,000円の見積もりとなるでしょう。

もちろんお住まいの状況や使われている屋根材によって金額が変わりますので、正確な費用を知りたい方は、潮来大工 石田工務店にご相談ください。

タスペーサーの寿命は原料の耐久が約15年なので、次の塗替え時に一緒に交換するのが良いでしょう。





縁切りというのは、屋根塗装における重要な作業工程です。

従来は手作業で瓦の重なりに隙間を作っていましたが、現在はタスペーサーの使用で手間を省き、機能を保ちつつ工期短縮できています。

一般的な戸建ての縁切りで使用するタスペーサーは、約1,000個で30,000円~60,000円が費用相場です。

屋根塗装を検討して初めてこの作業を知るという方も多いので、縁切りの工程を省く、タスペーサーの使用工数を減らすような悪徳業者が居ても施主側では判断できないかもしれません。

せっかくの屋根塗装が雨漏りや屋根材の劣化を招かない様、縁切りの役割や、タスペーサーとはどのようなものか理解して、屋根塗装の検討を進めましょう。

潮来大工 石田工務店は、鹿嶋・神栖・古河で外壁・屋根リフォームのご相談を数多くお受けしています。

お住まいの状況に合った塗装プランをご提案いたしますので、 屋根の色褪せや苔などの汚れ、メンテナンスについてお悩みの際は、ぜひお気軽にご相談ください。




【屋根塗装は塗料で耐用年数が変わる】最適な塗料の選び方




屋根塗装には定期的な塗替えが必要なことをご存じでしょうか。

家を雨や風から守る大事な屋根、実は屋根塗装の塗り替えを定期的に行わないと屋根自体が劣化してしまうのです。

普段見えない部分だからこそ、知らず知らずのうちに屋根塗装が劣化し、家が傷つき始めているかもしれません。屋根よりも塗料の耐用年数の方が短く、定期的な塗り替えを行う必要があります。

また、屋根塗装に用いられる塗料にはいくつか種類があり、それぞれ耐用年数(寿命)が異なります。

こちらのページでは、屋根塗装に用いられる塗料ごとの特徴や耐用年数の違いについてご紹介します。また、耐用年数やコスト面から考えるおすすめの塗料の選び方についてもご紹介していきます。


屋根塗装はなぜ必要?

屋根は、使用している屋根材ごとに耐用年数は異なりますが、一般的に約20~50年程度もつと言われています。

しかし、屋根塗装の寿命は塗料ごとの違いはあれど5~15年と、屋根材自体の耐用年数よりも短いのです。

また、外壁塗装と屋根塗装で同じ塗料を用いたとしても、屋根塗装の方が劣化が激しく耐用年数が短くなってしまうことがほとんどです。

屋根塗装が劣化したまま放置してしまうと屋根自体の寿命を縮めることにも繋がります。

屋根を守るために、定期的な塗り替えが必要です。

屋根塗装はなぜ必要?

屋根塗装が必要なサイン

専門業者に依頼する前にも、簡単にご自分の目で屋根塗装の状態を確かめる方法があります。

外から屋根を双眼鏡で見ることや、1階部分の屋根を2階から覗くことといった方法です。

屋根の状態を確認した際に、もし以下のサインが見られたら屋根塗装の塗り替えを検討しましょう。

カビ・コケ・サビの発生

屋根塗装の機能である撥水効果が失われ、屋根が水分を含んでしまうことで発生するものです。

塗装の機能が失われているため早急な塗り替えが必要となります。

この状態のまま放置してしまうと、住宅内部の雨漏りにつながる恐れがあります。

また腐食状態によっては、屋根下地の補修工事を行う必要が出る場合もあります。

カビ・コケ・サビの発生

屋根の反り

こちらも撥水機能が失われたことにより発生した現象です。

屋根材が水分を含んだまま温度変化が起こり、吸水と乾燥を繰り返すことで徐々に反っていってしまいます

反りがひどい場合は屋根の葺き替えを行う必要も出てくるため、早期の発見を心がけましょう。

屋根の反り

ヒビ・ワレの発生

飛来物によって傷がついたか、塗膜の劣化により屋根材の成分が溶け出した可能性が考えられます。

ひび割れ部分より雨水が浸入する恐れや、瓦の滑落の恐れがあります

屋根の葺き替え、または塗り替えの必要があるため、専門業者に相談しましょう。

ヒビ・ワレの発生


屋根塗装の耐用年数は塗料選びで決まる!

ここでは、屋根塗装に用いられる塗料を種類ごとにまとめてご紹介します。

費用相場や耐用年数など、それぞれの塗料にどのような特徴があるのかを理解し、自分の住まいに適したものを選びましょう。

ウレタン樹脂系塗料

価格(㎡)1,500~2,500円程度
耐用年数6~10年程度
メリット防汚性に優れ、価格も低め。
デメリット耐用年数が短く、価格差の縮んできたシリコン塗料に性能が劣るため、近年ではあまり使用されていない。

シリコン樹脂系塗料

価格(㎡)2,300~3,500円程度
耐用年数10~15年程度
メリット耐熱性、耐水性、耐候性(酸性雨や風に強い)に優れている。価格もあまり高くないため、現在最も使用されている塗料。
デメリットフッ素塗料などに比べると耐用年数が短い。

フッ素樹脂系塗料

価格(㎡)3,500~5,000円程度
耐用年数15~20年程度
メリット耐用年数が長めであり、耐水性、耐熱性、防汚性、防カビ性に優れる。
デメリットシリコン塗料などに比べると価格が高く、屋根全体に塗布するには予算を大きく見積もる必要がある。




ウレタン系の塗料は耐用年数が短く耐久性もそこまで優れていないため、現在の屋根塗装ではあまり用いられていません

しかし、現在の家にあまり長く住む予定の無い方には、費用を抑えて施工できるという面から適した塗料であるかもしれません。

現在最も用いられているシリコン系塗料は、耐用年数と費用の面のバランスが取れた塗料です。

現時点でのコストパフォーマンスを重視する方や、定期的な塗り替えやメンテナンスを検討している方に適した塗料です。

フッ素系塗料は耐用年数が長いため、1回の塗り替えで塗装を長持ちさせることが可能です。耐久性にも優れているため、長期的に見てランニングコストが良い塗料です。

屋根塗装の耐用年数は塗料選びで決まる!

屋根材ごとの耐用年数の違い

ここでは、住宅に用いられることの多い代表的な屋根材をご紹介します。

自分の家の屋根材にどのような特徴があるのかを理解し、劣化の早期発見・屋根塗装塗り替えに繋げましょう。

スレート瓦

耐用年数20~25年程度
屋根塗装の塗り替え目安5~7年程度
特徴セメントと繊維材料を混ぜて生成。軽めの瓦であり、施工しやすい。
特徴的な劣化サイン瓦のひび割れやズレ、カビ・コケの発生

セメント瓦

耐用年数30~40年程度
屋根塗装の塗り替え目安7~8年程度
特徴セメントと川砂を混ぜて生成。軽量で災害に強く、色のバリエーションや均一性に優れる。
特徴的な劣化サイン瓦のひび割れやズレ、カビ・コケの発生

金属屋根

耐用年数30~50年程度
屋根塗装の塗り替え目安7~10年程度
特徴鉄・銅・アルミニウム・ステンレスなどの素材がある。軽量で丈夫、加工性や撥水性に優れる。
特徴的な劣化サインサビ、釘抜け・浮き、繋ぎ目のはずれ



屋根塗装の塗り替え目安は、風雨や紫外線の影響により前後することがあります。

定期的に屋根の点検を行うように心がけ、長く家を守りましょう。

屋根材ごとの耐用年数の違い

屋根塗装 耐用年数解説のまとめ

屋根材と屋根塗装の耐用年数の関係上、屋根塗装の寿命というものは必ず1度は訪れるものです。

定期的に屋根塗装を塗り替えることを意識することが長期的に家を守ることへとつながります。

ここまでに紹介してきた塗料を自分の住まいの状況と照らし合わせ、賢い塗料選びを行いましょう。

現在の屋根の状況を詳しく知り、専門業者にどの塗料を使用するのが良いか相談するのも一手です。

屋根塗装 耐用年数解説のまとめ

潮来大工 石田工務店では、潮来市を中心に屋根塗装を数多くご依頼いただいています。

自慢の職人で大満足の仕上がりを実現します。

お電話のほかWebからのお問い合わせも受け付けておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。



フッ素塗料が外壁塗装で選ばれる理由 メリット&おすすめメーカー紹介




東京スカイツリーに使用されるほどの耐久性の高い塗料
といえばフッ素。最近は戸建住宅の外壁塗装でも使用されるようになったフッ素塗料です。

外壁塗装での評判も良く、汚れにくく、防水性も兼ね備えた高機能な塗料ですが、外壁塗装の定番シリコンと比較すると価格はかなり高めなのが現状。

この記事ではメリット・デメリット・メーカー紹介・注意点などを紹介しています。

ぜひ、最後までお読みいただき、フッ素塗料の特徴を知っていただき、ご自分の家に合った塗料かどうか検討してみてくださいね。


フッ素塗料の特長とメリット&デメリット

東京スカイツリーに使用されるフッ素塗料

フッ素塗料の特徴

フッ素系塗料とは塗料の主成分が合成樹脂で、その樹脂にフッ素が含まれている塗料のことです。

耐久性の高い塗料として東京スカイツリーに使用されたフッ素ですが、身近にある物ですと、フライパンのテフロン加工にも使われています

玉になった油がコロコロと転がるように動きますよね。

まさにフッ素の特徴である「汚れを寄せつけない」効果になり、外壁で発揮されるのがフッ素塗料の特長です。


フッ素のメリット

新築の様な光沢感に

防汚性・耐久性で長持ちに!

耐用年数が長く、12年〜20年と塗り替え頻度を少なくすることが可能です。塗装の寿命が長いので、1回の外壁塗装費用は高くなっても、

2回目3回目とトータルに考えると、結果、外壁にかかる費用の削減つながります。

今後もキレイに長く住み続けたいとお考えであれば、

1回あたりの外壁塗装のコストが「高い」というデメリットもカバーできるかもしれません。


新築の様な光沢感に!

フッ素塗料のもう1つの特徴として光沢感が出せることです。ツヤ感が出せると新築のような真新しい家になります。

その理由は優れた耐摩耗性です。

シリコン塗料の場合光沢は8〜10年で20%減少してしまうのに対して、フッ素塗料の光沢は20年ほどで10%しか減少しないというデータもあり、光沢感・ツヤ感を長持ちさせられるメリットは大きいですね。


屋根にも最適!

屋根にも最適

屋根は外壁よりも日光を受けやすいため、たくさん紫外線を浴びています。つまり外壁よりも屋根の方が劣化しやすくなります。

そのため、耐候性があり、紫外線に強いフッ素塗料は最適なのです。

また屋根は、劣化に気付きにくい場所でもあります。

目に見えない場所だからこそ、耐久性の高いフッ素を屋根に採用して安心できます。


フッ素のデメリット

費用が高くなる

外壁塗装の塗料の中でもフッ素は費用が高いことが大きなデメリットの1つ。外壁塗料の定番であるシリコン塗料の1.6倍ほど高くなってしまいます。


重ね塗りには不向き

フッ素の特長「汚れを寄せつけない」効果があるため。

塗りなおしや2回目以降の塗料の密着を妨げてしまうことがあります。

そのため次回外壁に塗装する際は、業者さんに「前回はフッ素塗料で塗りました」としっかり説明をした上で、密着性が高くなるように、下塗り塗料を施してもらわなければいけません。



このような方に、フッ素塗料をおすすめ!

フッ素塗料は、耐久年が十分にあり、汚れが付きにくいメリットがある反面、価格が高いというデメリットもありました。

実際メリットがあるのか迷っていらっしゃる方のために、メリットとデメリットをまとめて、フッ素塗料チェックシートを作成してみましたのでご覧ください。

① トータルコストを節約したい方

マイホームをこれから先、美しく維持したいと考えた時、トータルコストで節約したい方はフッ素塗料をおすすめいたします。

35年間で考えた場合

シリコン塗料を(平均12年)を3回行う=100万×3回=300万円
フッ素塗料を (平均18年)を2回行う=120万×3回=240万円

差額はなんと60万円

といったように、長期間でシミュレーションすると、トータルコストを削減できることでしょう。

② 光沢・ツヤのある外壁にしたい方

フッ素塗料は、光沢のある外壁にしてくれます。ツヤ感が出せると新築の時のような美しさを保ちたい方、光沢感がお好みの方には、おすすめの塗料です。

③長持ちさせたい

フッ素塗料は、構造上、紫外線によるダメージを受けにくく、耐久性・防汚性共に優れています
キレイを約15年~20年と長く持たせたいとお考えの方に、おすすめの塗料です。

あなたのご希望やお悩みは、いくつ当てはまりましたか?

もし、1つ以上チェックがある方は、フッ素塗料を候補に入れてみてはいかがでしょうか?

1回の塗装は他の塗料よりも費用が高くなりますが、長期間で考えると かなりメリットがあります。

ただ、

他にも長持ちする塗料があるのでは?

長期間で考えるプランがわからない!

と疑問がわいてきて、実際に現状調査やプランを組み立てる必要があると思います。

そのような時は、 些細な疑問、質問でも構いません、現地調査・ご相談・お見積は無料ですので、潮来大工 石田工務店にお気軽にご相談ください。

シリコン・ラジカルをフッ素と比較!

シリコン・ラジカルをフッ素と比較!

フッ素塗料の費用や耐久性は、他の塗料と比べるとどのくらい差があるのでしょうか。

こちらでは、シリコン塗料やラジカル塗料で塗装した場合との、施工単価や耐用年数の違いについて比較してみましょう。


シリコンとは?

シリコン塗料は、外壁塗装において最もスタンダードで人気の高い塗料です。理由としてはコストパフォーマンスの良さです。

価格・耐候性・汚れにくい性能もありバランスがよい点です。

塗装店やリフォーム店に外壁塗装のお見積りを依頼すると、たくさん塗料を提案してくれますが、

標準となる塗料として必ずシリコン塗料が入っていますので覚えておきましょう。

外壁塗装 シリコン塗料のメリット

防汚性・耐久性で外壁を長持ちに!

シリコン塗料には、セラミック成分も配合されています。

シリコンで塗装した外壁や屋根は、汚れがつきにくい、断熱・遮熱性を上げてくれます。

外壁塗装の工事が終わっても美しさをキープ

防汚性が高いので、汚れてしまってもキレイに落とせるので安心です。


コストパフォーマンスが抜群

シリコン塗料は費用対効果が良い事があげられます。


カラーバリエーションが豊富

カラーバリエーションが豊富!外壁をイメージチェンジ!

シリコン塗料は大変人気のため、各塗料メーカーが力を入れてきました。

そのため、シリコン塗料は他の塗料よりもカラーバリエーションを多く揃えられてきました

思い通りの色を組み合わせてイメージチェンジしてみてはいかがでしょうか?


屋根も付帯部分もシリコン塗料で一緒にできる

シリコン塗料は、とても使い勝手がよく、外壁以外の、屋根・付帯部分(雨樋・破風・雨戸・ベランダなど)も、家全体をシリコン塗料で塗る事ができます

この屋根・付帯部分に、ワンランク耐久性が低いウレタン塗料を提案されることがあります。伸びが良いので職人さんにとって塗りやすい面もあるのですが、

ここで安易に外壁と違う塗料を選んでしまうと、劣化具合に差がでてしまいます。

外壁と一緒のシリコン塗料にしておけば劣化スピードが同じになるので、次回の外壁塗装を一緒に行えるので、無駄に足場を組んだり補修する必要がなくなります。

外壁と共に付帯部分、屋根部分もシリコン塗料で統一するとよいでしょう。


外壁塗装 シリコン塗料のデメリット

ヒビ割れしやすい

外壁塗装した場合、シリコン塗料は塗膜部分が硬く剥がれにくいという良い部分がありますが、ウレタンなどの塗料に比べると弾性が低いのがネック。

例えば、地震で外壁がヒビ割れした場合には、追従ができずシリコンの塗膜も一緒に割れてしまうことが多いです。


重ね塗りには不向き

重ね塗りをする際に塗料を弾いてしまう性質がシリコン塗料にはあります

もし、10年後に再び外壁塗装をした、塗膜の密着性が悪くなってしまう可能性があります。

ただ、シリコン塗料と相性が良い下地材を使えば、キレイに塗装できますのでご安心ください。


定番だけに種類が多すぎて選べない

シリコンは塗料メーカにとっても売れ筋商品。

性能もグレードもとにかく種類が多いため、家に合った塗料が選べるというメリットはありますが、種類が多いため、ご自身ではどれを選べばよいのか迷ってしいます。

ラジカル塗料とは?

外壁の表面が劣化・退化してしまう チョーキング現象(触るとチョークのように詩白い粉が付く)を抑えるため 発売された新しい塗料になります。

今、シリコン塗料の人気を追い越す勢いがあるラジカル塗料。値段は少し高めですが、高機能な外壁にしたい方はおすすめです。

ラジカル塗料は、酸化チタンと光安定剤(HALS)が含まれている塗料のことで、

劣化に強い塗料で「ラジカル制御型塗料」とも呼ばれていています。その耐久性と価格から、

定番人気のシリコン塗料の追い抜く勢いのある注目度ランキング1位の外壁塗料なります。


外壁塗装 ラジカル塗料のメリット

チョーキングが起きにくい

チョーキングが起こりにくい

外壁に触れると、手にチョークの粉のようなものが付着する「チョーキング(白亜化)」は、外壁の塗膜劣化現象の一つです。

経年劣化によって、塗膜に含まれる白色顔料(酸化チタン)が外壁の表面に粉状に浮き出てしまうのが、「チョーキング現象」です。

このため、白や淡色で塗装された外装では、白色顔料の劣化が進み、チョーキング現象が発生しやすい傾向があります。

チョーキング現象が起きてしまった外壁は、塗り替えを行わなくてはいけません。

「ラジカル塗料」は、このようなチョーキング現象の発生を抑えるために開発されているため、耐久力が高いのです。


コストパフォーマンスが高い

ラジカル塗料はフッ素と比較するとお値打ちで、耐久性はシリコンよりも若干良く、汚れに強い点で高性能


比較種類・施工単価(㎡)・耐用年数

ラジカル塗料:目安
8年〜16年 2,200〜4,000円/㎡

フッ素塗料:目安
12年〜20年 3,500〜4,800円/㎡


防汚・防カビ性

ラジカル塗料は、藻やカビが付きにくいのも特長の1つ。日光の当たらない北側や湿気が溜まりやすい外壁にもおすすめです。

また親水性にも優れているため、ホコリや汚れも付きにくく、雨だれによる汚れも抑えます


塗装時の光沢が持続

汚れに強くなった外壁は、光沢の持ちが良くなる点でも大きなメリットです。光沢はツヤの調整も可能ですが、

汚れにくく長持ちする外壁にしたい場合には、ツヤ有り塗料の光沢をなるべく落とさず、塗装してもらうことをおすすめします。


下地(壁)と相性が良い

ほとんどの戸建の外壁に使えるのもラジカル塗料の良さ。

サイディング・モルタル・コンクリート・木部など壁素材に対して塗装することができます。


伸びが良いので塗りやすい

塗料の伸びがよく、塗りやすいので、ラジカル塗料は多くの職人に好評です。

使いやすと塗装作業がスムーズに!外壁塗装時の失敗やミスも軽減されるでしょう。


外壁塗装 ラジカル塗料のデメリット

濃い色にできない場合がある

ラジカル塗料の主成分である「高耐候酸化チタン」は、白色顔料です。

黒色・紺色などの濃い色を選べないことがあります。

ちなみに、白色顔料を含まない濃色の塗料は、チョーキング現象は発生が少なく、黒色・紺色など落ち着いたカラーの外壁塗装を希望される方は、ラジカル塗料にこだわらなくても良いでしょう。


実は耐用年数の効果・実績がわからない

ラジカル塗料は、2012年に発売され、やっと普及してきた最新塗料であるため、最長耐用年数とされる16年経過した家はありません

ですので現在の時点では、ラジカル塗料の実力を証明する外壁塗装店・リフォーム店は存在しないのです。

フッ素塗料の種類とメーカー選び方

フッ素塗料の種類とメーカー選び方

外壁塗装 3大メーカーの代表的なフッ素を紹介!

有数な外壁塗装の 3 大メーカーと塗料名を紹介いたします。シリコン塗料などの他の塗料に比べて、

どれも高性能で、より汚れに強い「超低汚染性」「防藻・防カビ性」を備えています。耐久性が高いのはもちろん、

ひび割れに強い「高弾性」もありますし、艶の種類も複数の段階から選ぶことができます。

弱溶剤の外壁塗料は施工中にシンナーの臭いがします。気になる方は注意が必要ですので、デメリットとして1つの判断材料にしてください。

日本ペイント (通称:ニッペ)

日本ペイントは、創業140周年を超える老舗の塗料メーカーです。

外壁塗装の塗料だけでなく自動車や建築物の塗料を製造・販売する大手塗料メーカーです。

ファイン4Fセラミック

外壁・弱溶剤・2液型・4フッ化フッ素セラミック 3,070~5,630円/㎡(2工程)

長い耐用年数と高い耐候性が特長。

雨で汚れを洗い流す作用もあり、ホコリなどの付着を防ぎます

カビや藻による変色も抑えます

北側の外壁に湿気や樹木がある住宅はオススメです。

48色のカラーバリエーションがあり、好みの色合いを見つけるときは色見本を参考にするとよいでしょう。

ツヤ消しはできません

ピュアライドUVプロテクト4Fクリヤー

外壁・弱溶剤・2液型・4フッ化フッ素樹脂 3,580円/㎡(2工程)

透明な「クリア塗料」であることですが、 さらに油性・水性・艶あり・艶消しを選べるので、現在のサイディングのデザインや

色をそのまま活かすことができるので、今のお気に入りの外壁のイメージを変えたくない方にオススメです。

ツヤ消しも選べますのでイメージ通りの仕上がりにしやすくなります。

サーモアイ4F

屋根・弱溶剤・2液型・4フッ化フッ素樹脂 5,010~5,040円/㎡(3工程)

サーモアイは高い遮熱性があり、メーカーの実験では、通常塗料と比較すると20℃ほど熱の上昇を抑制結果もありました。

(建物内部の熱抑制温度は7°)

夏の熱の侵入を防ぐ効果が高いので、2階が住空間の方、広い屋根の方はサーモアイをおすすめいたします。


エスケー化研

クリーンマイルドフッソ

外壁・弱溶剤・2液型 2,800円/㎡

クリーンマイルドフッソの主な特徴として、汚れに強い・カビや藻に強い・耐久性が高くて長持ち・さまざまな下地に塗装ができる優れた塗料です。

スーパーセラタイトF

外壁・水性・1液型・ラジカル制御型 2,900円/㎡

今までのフッ素樹脂塗料とは少し違うタイプで、シリコンとフッ素で作られたハイブリッド塗料になります。

硬く緻密な塗装表面は、親水性塗膜となり低汚染性能を発揮していて、低帯電性によって汚れも寄せ付けにくくなっているのが特徴です。

1液型で計量間違えがなく、水性なので匂いもなく安心な塗料です。

クールタイトF

屋根・弱溶剤・2液型 4,350円/㎡(スレート屋根)

遮熱性能に優れて いる­クールタイトFは、太陽光含まれている近赤外領域を反射する点にあります。

遮熱性能のある塗料を屋根に塗ることで、室温の上昇を抑制し、空調の効率を上げることができます。

他のフッ素系屋根塗料よりも耐用年数が短い のですが、その分価格面を抑えることができます。


関西ペイント(通称:カンペ)

セラMフッソ

外壁・弱溶剤・2液型 3,630円/㎡

親水性が高く、低汚染性が高い為、塗装した綺麗な状態を維持されたい方はおすすめです。

施工面でも、中塗り・上塗り材が異なっているため、中塗りを手抜きされる心配がないので安心できます。

アレスアクアフッソⅡ上塗

外壁・水性・1液型 3,130円/㎡

低汚染性で優れており「白塗料における屋外ばくろ6か月のΔL値」を調べたところ、1液水性ウレタン樹脂塗料の約2倍の低汚染性が実証されました。

同時に防カビ・防藻性も兼ね備えていますので、北側の湿気やコケ・藻などが気になる方はおすすめです。

スーパーフッソルーフペイント

屋根・弱溶剤・1液型 3,420円/㎡

特長として速乾性があり、雨が降っても白化しづらく、塗装後の結露も起こりにくくなっており

屋根はもちろん、家の内側の耐久性を上げてくれます。

まとめ



このような方は、フッ素塗料をおすすめ

●トータルコストを節約したい方
●光沢・ツヤのある外壁にしたい方
●長持ちさせたい

こちらのチェックシートで、1つ以上チェックがある方は、フッ素塗料をおすすめさせていただきました。

フッ素塗料は、シリコン塗料やラジカル塗料よりも、1回の価格は高くなりますが、耐久年数はトップクラス。長期的に見ることができれば、コスト面でも耐久面でも、メリットが出せるおすすめの塗料です。

もし、外壁塗料の選び方や価格・相場などで、わからないこと知りたいこと、どんな小さなことでも構いません、ありましたら、まずは、潮来大工 石田工務店にお気軽にご相談ください。



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